基礎断熱の注意点

住宅で最も重要なのは基礎です。
基礎がしっかりと施工されるかどうかで住宅の耐久性、断熱性、省エネ性は大きく変わります。
ここでは、基礎を施工する際のポイントや注意点をおつたえします。

コンクリートの1回打ちと2回打ち

基礎のコンクリート打設には2 つの方法があります。

1つ目は、耐圧盤と立ち上り部分をそれぞれ施工する方法です。
まず、耐圧盤のコンクリートを打設し、2 日ほどの養生期間を経て、立ち上り部分のコンクリート打設を行います。
2回に分けてコンクリートを打設するため、継ぎ目からひび割れが発生する可能性があります。

2つ目は、耐圧盤と立ち上り部分を同時に施工する方法です。
耐圧盤と立ち上り部分を同時にコンクリート打設をするので、繋ぎ目が発生しないため高い強度を確保できます。
また、2 回に分けて打設する方法に比べ、工期は短縮できますが、型枠を浮かせるための金具が必要なことからコストが高くなります。

配筋間隔

コンクリート打設前に鉄筋を組みますが、この間隔が適切でないと予定した強度が出ません。
設計上、耐圧盤では鉄筋の間隔は200mm 以下とする必要があるのに対し、それ以上の間隔で鉄筋が配置されていると強度が落ちます。
コンクリート打設前に現場に足を運び配筋量をチェックするようにしましょう。

コールドジョイントとジャンカ

コールドジョイント

コンクリートは、1台のミキサー車で打設するのは無理で、何台かに分けて打設します。
ところが、間隔が空きすぎると、先に打ち込まれたコンクリートが固まってしまい、後から打つコンクリートと一体化できずに、継ぎ目ができてしまうのです。
この継ぎ目をコールドジョイントと呼び、ここから、ひび割れ、亀裂が発生する可能性が高くなります。

ジャンカ

セメントのペーストが砂利や砕石の周囲に十分回らず、固まってしまった状態をいいます。
コンクリートは本来、セメントのペーストと砂利や砕石などの骨材が結合し、一体化することで強度が出ます。
このように、骨材とセメントが良く混ざらずに固まり、コンクリートに隙間が生じることをジャンカといい、いくら正しい配合でコンクリートを作っても、既定の強度が出なくなってしまいます。

アンカーボルトとホールダウン金物

アンカーボルトホールダウン金物は、土台や柱を基礎とつなぐ非常に大事な金物です。
これらの位置がずれていると、本来の効果が発揮されません。

アンカーボルト

地震で土台が外れ無いよう、基礎と土台をつなぐ非常に重要な金物です。アンカーボルトは土台の中心に配置される必要がありますが、コンクリート打設後に人の手で埋め込みをすると、中心からずれてしまうことがあります。

ホールダウン金物

セメントのペーストが砂利や砕石の周囲に十分回らず、固まってしまった状態をいいます。
コンクリートは本来、セメントのペーストと砂利や砕石などの骨材が結合し、一体化することで強度が出ます。このように、骨材とセメントが良く混ざらずに固まり、コンクリートに隙間が生じることをジャンカといい、いくら正しい配合でコンクリートを作っても、既定の強度が出なくなってしまいます。

防蟻処理

建築基準法では、地盤面により1mまでの土台や軸組み、下地材の木材に薬品を塗布することになっています。
ヒノキ、ヒバ、ベイヒバなど樹種によっては、もともと対腐朽性・対蟻性が高く、薬品による処理が不要とされるものがあります。

健康を気にする人は、こういう木材を選ぶといいでしょう。
薬剤に関しては、禁止されているもの、法律では許可されていても人体にあまり良くはないものもありますので、どんな薬品を使用しているか確認することも大切です。